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アイバンクミュージカル『パパからもらった宝もの』にて、ロービジョンの方々へ「鑑賞支援サービス」を提供いたしました。

2024.09.04
  • 社会貢献

 わかさ生活が2008年より特別協賛し、各地で継続開催されてきたアイバンクミュージカル『パパからもらった宝もの』が2024年9月1日(日)に上演されました。

『パパからもらった宝もの』は、累計1万3千人以上が涙した「角膜移植」が題材となるミュージカル。観客の方が涙を流す場面も多く見られ、終了後は拍手喝采で大勢の観客に感動を与えました。

 今年度は「ロービジョンの方でも、芸術鑑賞が楽しめるようにしたい」との想いから、このミュージカルのテーマの1つでもある「見える喜び」の視点から、お一人おひとりの視力・五感を活かして鑑賞いただけるサービスの実施を決定し、ロービジョンの方向けの「鑑賞支援サービス」をわかさ生活より提供いたしました。
ITを取り入れた視覚障がい者のための「鑑賞支援サービス」とは | メノコト365 byわかさ生活 (menokoto365.jp)

 

1部公演・2部公演で計20名の方にサービスをご利用いただき、公演後には沢山のお喜びの言葉を頂戴しました。

利用者様や同行者様のお声(一部抜粋)

「これまでにも舞台を見たことがありますが、やはり音声ガイドがないとわからないことが多く、残念な気持ちでした。今回、音声ガイドで誰が舞台に立っているのもわかり、また登場人物が大勢の時はセリフの前に 役名を言ってくれたので、よくわかりました」

「音声ガイド付きの公演が他にもあれば教えてほしいです。視覚障害は情報が入りにくいので、メーリングリ スト等で流してもらえれば、観に行きたいです」

「 本日はありがとうございました。本人もとても喜んでおりますが、私自身も説明しながら見るよりも断然物語に入り込めました。おかげでお互いに感想を言い合って、終わった後も良い時間を探しております。ありがとうございました」(同行援護者さま)

 これからも、わかさ生活は障がいがあってもなくても、誰もが輝ける社会をめざして活動を続けていきます。