2023年10月9日(月)に児童養護施設（京都市3施設・兵庫県丹波市1施設）で生活する中高生20名に、一般社団法人日本金融教育支援機構のご協力のもと「生活と学ぶ８つのお金の力」というテーマでオンラインにて、金融授業を実施しました。

この金融授業では、社会人一年生の一年間を舞台にクイズ形式で生活で出会う様々な「お金」について学びました。

・家を借りるときにはどのくらいのお金がかかるの？
・貯蓄をするためにはどんな工夫をしたらいいの？
・消費・浪費・投資の違いは？
・トラブルに巻き込まれそうになったらどうしたらいいの？

など、子ども達が施設を巣立つ時に直面することが予測される内容を出題。
施設ごとに回答を出すためにしっかり会話し、機会がないと集中しては向き合わない「お金」について考える時間となりました。



◆授業を受けた子ども達の声
「クイズに間違って、もっと学ばないといけないことがあるんだとわかった」
「ご祝儀など、お金に関するマナーも教えてもらえてよかったです」
「知らないことが多くて自分のためになった。「先取貯蓄」の考え方が印象的だった」
「消費・浪費・投資の違いを考えて使うようにしていきます。」

 
今回の学びや気づきが、子どもたちの巣立ちのときに役立つことを願っています。
これからもわかさ生活は、児童養護施設の児童の自立支援に取り組んでまいります。