コトバのサプリ

やっぱり私のお父さん

こんにちは、コトバのサプリ編集長の中山です。

本日は、2020年度生・山田菜々子さんの「父親へ贈るコトバ」を紹介します。


大学生になった頃から、お父さんと話す機会が減りました。

部活にアルバイト、勉強などで忙しい毎日を送っていたため、家にいる時間が短く、すれ違いで喧嘩することも多々ありました。

しかし大学3年生の頃、チアリーダー部に所属していた私は練習中に両手首を骨折してしまいました。

連絡を受けたお父さんは、大阪から大学がある兵庫県の明石市まで普通に運転すると1時間ほどかかる道のりを、その時は40分ほどで迎えに来てくれました。

私が悲しんでいると思ったのからなのか、お父さんは笑顔で迎えに来てくれました。

両手首を骨折…

今までできていたことができなくなると骨折した時は落ち込んでいましたが、お父さんが迎えに来てくれたことですごく心が温まりました。

手術を受け、1週間後にはギプス生活も終わったのですが、やはり不自由なことには変わりがありません。

両手が自由に使えないのは思っていたよりも悔しくて、何度も泣きました。

そんなある日、車で出掛けようとお父さんから提案がありました。

向かった場所は、幼い頃家族みんなで遊びに行った、潮風が心地良い海沿いのショッピングモールでした。

当時の記憶は微かにしか残っていませんが、とても好きな場所です。

私が骨折をしていなければ再び来ることはなかったこの場所へ、お父さんと一緒に来れたことが嬉しく、すごく懐かしい気持ちになりました。

骨折をしたことがきっかけでお父さんと話す時間も増え、私自身もリフレッシュでき、考え方も前向きになりました。

こうして私を私らしくしてくれるお父さんは、『やっぱり私のお父さんだな』と思います。

こんな機会でしか言えませんが、私らしく育ててくれてありがとうとお父さんに伝えたいと思います。


明日も皆様のお越しを心よりお待ちしております。

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